「ネコ」という視点から村上作品を読み解くという発想そのものは、とても面白いと思います。
しかし、主題から外れた猫についてのとりとめのない話がちょっと多過ぎますし、猫に対する思いも「ネコには田舎の畦道は似合わない」などかなり偏ったものであるように感じられます。
「ネコ」という視点から村上作品を読み解くという発想そのものは、とても面白いと思います。
しかし、主題から外れた猫についてのとりとめのない話がちょっと多過ぎますし、猫に対する思いも「ネコには田舎の畦道は似合わない」などかなり偏ったものであるように感じられます。
子供向けのファンタジーなので、あっという間に読み終わってしまいますが、猫好きの方には十分満足してもらえるでしょう。絵も魅力的ですし、村上春樹氏の翻訳と注釈も素晴らしいです。
作者のアーシュラ・K. ル・グウィン は SF / ファンタジー作家で、『闇の左手』 や 『ゲド戦記』 といった作品の作者でもあります。
映画化されましたね。主演は小泉今日子。なんてったってアイドル♪
我が家のアイドルは小麦です。(^^)
関連情報
・グーグーだって猫である - Wikipedia
・映画「グーグーだって猫である」公式サイト
(09/11 追記)
・ちびグーグーだって猫である
・写真部×映画「グーグーだって猫である」フォトコンテスト - 壁紙.com 写真部