『空飛び猫』 に続いて村上春樹が翻訳した猫好きのための絵本。おじいさんと年取った雌猫のほのぼのとしたお話です。
『空飛び猫』 に続いて村上春樹が翻訳した猫好きのための絵本。おじいさんと年取った雌猫のほのぼのとしたお話です。
『猫語の教科書』の作者、ポール・ギャリコのファンタジー小説。猫のトマシーナがたいへん重要な役割を果たしていますが、主人公はその飼い主の父娘です。最後に「してやられた」という感じもありますが、名作だと思いますよ。河合隼雄の『猫だましい』でも取り上げられています。
猫が書いた、猫のための本。ちょっとばかりシニカルな口調で、「快適な生活を確保するために、人間をどう躾けるか」 についてレクチャーしています。猫好きな人間の多くも、苦笑いしながら賛同するのではないでしょうか。原題は 『THE SILENT MIAOW』 (声なしのニャーオ)。
『長靴をはいた猫』 や 『空飛び猫』 など、古今東西の文学作品に登場する猫を題材とした本です。
作者は臨床心理学者の河合隼雄氏で、「猫こそ魂の顕現」 という視点で、猫を題材としながら(人間の)魂について考察しています。
関連情報
・河合隼雄「猫だましい」書評